1.ばらの酵母菌で瀬戸内・福山の六次産業を醸すプロジェクト第3回委員会
(12/16)《産業課》
【出席者】
小川専務理事、佐々木事務局長、専門家3名、委員14名、参画事業者5名、事務局3名 計27名
【概 要】
本プロジェクトは市花のばらの花から分離した有用酵母菌と地元産のブドウなどを活用し、果実酒とそれに合う料理・新食感のパンの開発・流通のために立ち上げられた。今回は、
来年2月、東京での商工会議所共同展示商談会出展に向けて、次の事項を審議した。
(1)リーフレット(ワインと料理の小冊子)作成について
本プロジェクトの概要等を網羅したリーフレットを掲載する。納品は年明け1月16日頃を
予定。
(2)ワインの試飲・料理の試食について
まず、4種類のワインを試飲した。赤ワインは濃い仕上がり。白ワインはバランス良いが後口が悪い。スパークリングワインは色、香り、イメージ通りパンチあり。山野峡ワインは山ぶどうの香りが良い。次に、8種類のパンを試食した。パン生地の伸びが良く、香りの高いパンをつくり出す「アロマテラピー」というばらの花から取られた酵母で製造した。いろいろな種類があり面白く独自性もあり、見て楽しめるので良い。そして、ワインに合う料理を試食した。料理は、世羅みのり牛の赤ワイン煮込みのペースト、市内駅家町の厳選された野菜サラダ、ぼたん鍋の3種類。それぞれ赤ワイン・白ワイン・キャンベルと富士の夢をブレンドした濃い赤ワインに合う。出席者からは、若いイノシシの味がよくわかった、骨付きを塩焼きにしたほうがワインには合うのではないか、といった意見が出た。
FCCIライナー第755号目次へ
福山商工会議所トップページへ