2014年02月17日
☆ 会議所の主な動き☆(2/5〜2/14)

1.基盤強化特別委員会(2/12)《総務課・会員課》
【出席者】赤松副会頭、内海康仁委員長、委員8名、石井専務理事、
福永理事・事務局長、事務局8名、 計20名
【概 要】首都大学東京特任教授で、青木茂建築工房主宰の青木 茂氏を講師に迎え開催した。
青木氏は、「リファイニング建築について」をテーマに、既存の建物について、単なる耐震補強工事で終わらせないために、リファイニング(再生)により建物自体の価値を挙げ、長寿命化させる重要性を説明。この考え方に基づき、当ビルの現状やビル自体のレベルアップのための耐震補強のあり方を解説した。
引き続き、本年度会員増強報告(実績)および来年度の会員増強運動について協議した。また、共済制度の加入状況、当所ビルテナント入居状況についても説明した。
委員からは、商工会議所の財政基盤となる事業として協力して取り組むなど、積極的な意見が出された。

2.商店街振興対策特別委員会(2/14)《産業課》
【出席者】藤井副会頭、高田委員長他委員9名、事務局5名 計16名
【概 要】福山市より講師2名を迎えて委員会を開催した。
まず、福山市経済環境局経済部長 小畑和正氏が「中心市街地活性化の取り組み」について説明した。はじめに高齢化社会、人口減などを背景とした福山市の中心市街地活性化の必要性、さらに2012年3月に策定した中心市街地活性化基本方針に基づく福山市の取り組みを解説。この基本方針では、中心市街地を「新たな都市の魅力を創造する拠点」とし、「ひと・こと・もの」の交流拠点をまちづくりのコンセプトとする。また、その実現のため福山市が現在進めている「リム・ふくやまの再生」、「フクノワの活動」、「まちづくりLaboの取り組み」の3点について紹介した。
次に、福山市企画総務局企画政策部 参与の植村恭則氏が「福山市都市ブランドの取り組み」をテーマに、都市ブランドを高める目的は、市外に対しては知名度向上による交流・定住人口の増加、市民に対してはふるさと福山の愛着と誇り、魅力の再発見であると解説。これまでに行った都市ブランド発信の事例などを紹介した。また、今後の戦略として、地域資源の「セッション」による新たな価値の創造を行い、市制100周年を契機に全国に誇れる都市ブランドの構築を目指していきたいと締めた。
委員からは、中心市街地の活性化には思い切った都市開発が必要であることや、都市ブランド向上には統一感のある情報発信が必要である等、活力のあるまちづくりの実現を求めた意見が活発に出された。



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