2006年10月25日
福山商工会議所の動き(10/15〜10/24)【FCCIライナー404号】
行事名 場所 出席者
10/15 松永親交会 研修旅行(愛媛県東温市) ぼっちゃん劇場 片岡支所長
※1 平成18年度秋期情報処理技術者試験 盈進学園 石井常務理事他
※2 街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座 ふくふく 後藤(学)係長
10/16 貿易相談日 当所2階相談室 弘芝係長
金融審査会 当所第2応接室 加古川部長他
※3 10/17 環境委員会先進地視察 岡山県真庭市 福永部長他
広大出前講座「知的財産セミナー」(3) 当所304会議室 猪原課長他
パソコン実務講座vol.2(日程A) 当所6階パソコン研修室 岡本係長他
※4 10/18 平成18年度小規模企業振興委員連絡会議 ウェルサンピア福山 加古川部長他
財務基礎講座vol.2 当所304会議室 岡本係長他
街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座 ふくふく 後藤(学)係長
※5 「日本−フィンランド響きあう心」写真展(〜10/23) ふくふく 福永部長他
10/19 パソコン実務講座vol.2(日程A) 当所6階パソコン研修室 岡本係長他
10/21 福山少年少女発明クラブ例会 ポリテクカレッジ福山 岡本係長
経営セミナー「ビジネスの成長は、心地よさづくり」(4) 当所松永支所 片岡支所長他
10/22 第178回珠算検定試験 当所102会議室他 藤本書記
街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座 ふくふく 後藤(学)係長
※6 10/23 福山港に関する物流業者懇談会 当所102会議室 藤井副会頭他
10/24 広大出前講座「知的財産セミナー」(4) 当所304会議室 猪原課長他
パソコン実務講座vol.2(日程A) 当所6階パソコン研修室 岡本係長他
※7 都市づくり委員会・商店街振興対策特別委員会合同委員会 当所301会議室 占部副会頭他
※8 福山港に関する要望活動 国土交通省他 藤井副会頭他
テナントミックス審査会 当所第2応接室 石井常務理事他



※1 平成18年度秋期情報処理技術者試験(10/15)《産業課》

【受験者】
  576名
【概  要】
 平成18年度秋期情報処理技術者試験を盈進学園で実施した。
 福山地区の応募者は、732名(前年度同期815名)で約10%減、受験率は78.6%であった。
 当所では、福山地域の受験者の利便性向上のため、情報処理技術者試験センターより福山会場の運営を受託、毎年春と秋に実施している。


※2 街なか市場「簿記3級検定試験直前特訓講座」(10/15〜)《産業課》

【受講者】
  10名
【概  要】
 日商簿記3級検定試験合格を目指す直前特訓講座全10回シリーズの第1回目を開催した。
 尾道大学 簿記検定対策特別講師 岡田 正美氏(福山YMCA元講師)を講師に迎え、11月15日(水)まで、毎週水・日曜日に福山本通ファーストの「ふくふく」で実施する。
 受講者の多くは、11月19日(日)に予定されている検定試験の合格を目指し、これまでの復習や弱点を補強するカリキュラムに取り組む。


※3 環境委員会先進地視察(10/17)《産業課》

【参加者】
  武田副委員長、他委員・オブザーバー9名、事務局3名 計13名
【概  要】
 環境委員会の平成18年度事業の一環として、環境に対する取り組みの先進地である岡山県真庭市を視察した。
真庭市は今年4月に国のバイオマス(生物資源)タウンに認定され、有機廃材の有効活用を推進する企業の支援や、バイオマスを活用した環境都市づくりを進めている。
これまでの取り組みとして、平成13年度に資源循環型事業連携協議会が発足し、地域内産業を中心とし、内外の産学官の交流、情報交換を行っている。この会は、現在までに15回開催しており、木片コンクリート製品・猫砂など異業種間での共同研究開発への足がかりとなっている。
平成16年には木質バイオマス流通の新会社真庭バイオエネルギー(株)、真庭バイオマテリアル(有)の2社を地域内の18社・団体の出資により設立した。
平成17〜21年度の5年でバイオマスの地産地消、地域資源型社会の実現に資することを目的としたNEDOの委託事業を受けて、様々なデータを収集、分析し、事業性を実証している。  今年度からは既存の観光などと組み合わせた産業観光ツアーを実施する予定。
午後からは、銘建工業(株)(エコ発電、ペレット製造施設)、(有)エコライフ商友(バイオディーゼル燃料製造器、エコブック事業の取り組み説明)、ランデス(株)(木質コンクリート製品)の3社を視察した。


※4 平成18年度小規模企業振興委員連絡会議(10/18)《経営課》

【出席者】
  22名
【概  要】
 今年度第1回目の連絡会議を開催した。
 はじめに事務局よりマル経および会議所会員向け提携ローン、平成18年度移動経営相談会の日程調整、平成18年度消費税個別相談日、福山地域中小企業支援センターの運営、小規模企業共済および倒産防止共済など、当所事業について事務局より説明を行った。
 引き続き意見交換を行い、担当地区内の動向や振興委員の役割などについて出席者から活発な意見が出された。
 これらの意見の中で、振興委員のPRについては、個人情報保護の関係など難しい問題もあり、今後、検討していくこととなった。 

※小規模企業振興委員
 小規模企業経営改善普及事業を円滑に推進するために設けられた制度で、振興委員は小規模事業者と商工会議所経営指導員とのパイプ役を務める。当所では、福山市内で51名を振興委員に委嘱し、連携をとりながら経営改善普及事業の推進を図っている。


※5 「日本−フィンランド響きあう心」写真展(10/18〜23)《国際課》

【来場者】
  250名
【概  要】
 日本・フィンランドの外交樹立85周年を記念して、福山フィンランド協会の主催により、フィンランド人の写真家ヤリ・イエッツォネン氏が手がけた写真展を福山本通ファーストのふくふくで開催した。
福山市在住の山田 アリヤさん(フィンランド出身)による手編みのニット、フィンランドパンの販売なども行い、フィンランドの家庭的な雰囲気を味わうことができた。


※6 福山港に関する物流業者懇談会(10/23)《国際課》

【出席者】
  藤井福山港発展計画検討委員会委員長、他委員・運輸通信業部会会員等32名、皿谷専務理事、石井常務理事、事務局2名 計37名
【概  要】
 福山港を取巻く物流環境に関する懇談会を開催した。
 広島県福山地域事務所 建設局長 高垣 広徳氏より、広島県発着コンテナ貨物の利用港や福山港利用転換による経済効果などについて、具体的な数字を交えて説明を受けた。
 続いて、J&Kロジスティクス(株) 代表取締役 原 瑞穂氏より韓国・釜山新港について、広島県 空港港湾部長 塩崎 正孝氏より国際コンテナターミナルの共同化についての説明があり、それに対する質疑応答や、自由な意見交換が行われた。
 懇談会では、「福山港にあった共同化を研究する会が必要」、「中国・韓国等の物流業者は福山港を良く認識していないので、ポートセールスが必要」「港の発展は後背地の産業振興が主目的であるので、在来貨物を含めた全体レイアウトを考える場が必要」など、活発な意見が交わされた。


※7 都市づくり委員会・商店街振興対策特別委員会合同委員会(10/24)《産業課》

【出席者】
  占部都市づくり委員会委員長、高田商店街振興対策特別委員会委員長、
  他委員・オブザーバー20名、事務局2名 計24名
【概  要】
 日本商工会議所 流通・地域振興部長 高橋 和憲氏を講師に迎え、「まちづくり3法見直しの概要と今後の課題について」をテーマに、都市づくり委員会・商店街振興対策特別委員会の合同委員会を開催した。
 改正中心市街地活性化法施行後、内閣に総理大臣を本部長とする「中心市街地活性化本部」の設置、基本方針の発表、また改正都市計画法・建築基準法は来年11月ごろ完全施行と、「コンパクトでにぎわいあふれるまちづくり」を目指し、中心市街地活性化の法律的枠組みが整いつつある中で、そもそも今回の法律改正の趣旨、背景等は何であるか、また今後の課題、商工会議所の対応などについて説明を受けた。


※8 福山港に関する要望活動 (10/24)《国際課》

【出席者】
  藤井副会頭、喜多村港湾整備特別委員会副委員長、福永産業政策部長
【概  要】
 福山港(箕沖地区)多目的国際ターミナル第2期整備の早期整備について、国土交通省などに対し要望活動を行った。
 重要港湾福山港(箕沖地区)は、広島県東部地域の物流拠点として、重要な役割を担っているが、現在1バース供用のため、寄港が集中する特定曜日には沖待ちや寄港ローテーションの変更などの支障が生じている。このため、定期航路の接岸日時の不確実性や物流コストの増大を招いており、地元経済界として地域産業の国際競争力を確保するため、港湾関係予算の所要額の確保と多目的国際ターミナル第2期早期整備への配慮を要望した。

要望内容は次のとおり。

   福山港(箕沖地区)多目的国際ターミナル第2期整備の早期整備について

 重要港湾福山港(箕沖地区)の整備につきましては、平素から格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、重要港湾福山港(箕沖地区)は、広島県東部地域の物流拠点として、オンリーワン・ナンバーワン企業が多数立地する当地域経済の発展にとって大変重要な役割を担っており、当所といたしましても、外貿機能の充実・強化はもちろんの事、中国上海市でのポートセールスセミナーの実施や、一般市民を対象とした「福山みなとフェスティバル」の開催など、地域をあげて福山港の発展を推進するための活動を行っているところでございます。
 しかしながら、1バースによる供用のため、寄港が集中する特定曜日には沖待ちや寄港ローテーションの変更などの支障が生じているなど、定期航路の接岸日時の不確実性や物流コストの増大を招いており、地元経済界といたしましても、地域産業の国際競争力を確保するためには第2期整備が喫緊の課題と考えております。
 つきましては、重要港湾福山港(箕沖地区)の整備促進の重要性をご理解いただき、平成19年度の予算編成にあたり、港湾関係予算の所要額の確保とともに、福山港(箕沖地区)多目的国際ターミナル第2期整備の早期整備について一層のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。

平成18年10月24日

福山商工会議所会頭  菅 田 秦 介



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