2006年11月15日
福山商工会議所の動き(11/5〜11/14)【FCCIライナー406号】
行事名場所出席者
※111/2中国ビジネス研究会「中国四川省視察」(〜11/6)中国四川省弘芝係長
-11/5街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座ふくふく藤井主事
-11/6ネットショップ基礎講座「売れるネットショップ開店セミナー」(2)当所303会議室小林課長他
金融審査会当所第2応接室林副会頭他
※211/7広大出前講座「コミュニケーションスキルセミナー」当所9階会議室猪原課長他
-11/8中小企業金融公庫相談日当所2階相談室石田課長
※3公的助成金制度活用セミナー当所9階会議室岡本係長他
※4財務基礎講座vol.3(1)当所304会議室岡本係長他
-ローズサロン福山ニューキャッスルホテル菅田会頭他
街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座ふくふく藤井主事
※5AUTUMN FURNITURE FAIR2006 IN FUKUYAMA(〜11/9)ふくやま産業交流館福永部長他
-11/9福山商工会議所女性会役員会当所2階会議室藤本書記
中国先進港湾視察会参加者説明会当所303会議室福永部長他
※6福山異業種情報交流会先進地視察(〜11/10)シャープ亀山工場他佐々木課長他
※711/10産業観光ツアー福山地方卸売市場他福永部長他
※8第1回基盤強化特別委員会当所303会議室占部副会頭他
-消費税個別相談日当所2階相談室小畠(宏)係長
松永親交会11月例会当所松永支所片岡支所長他
情報化無料相談日当所4階会議室水成主事
ネットショップ基礎講座「売れるネットショップ開店セミナー」(3)ポリテクカレッジ福山小林課長他
楽しいラッピング講座当所2階会議室住田係長
※911/11浦項市からの訪問団歓迎式・昼食会当所302会議室他菅田会頭他
※10経営革新塾(1)当所9階会議室猪原課長他
※11シンポジウム「健康に暮らせるまちづくりとコミュニティビジネス」当所301会議室後藤(学)係長
-福山少年少女発明クラブ例会ポリテクカレッジ福山岡本係長
-11/12松永青色申告会女性部研修旅行三次市三好書記
街なか市場 簿記3級検定試験直前特訓講座ふくふく藤井主事
-11/14広大出前講座「コミュニケーションスキルセミナー」当所304会議室猪原課長他



※1 中国ビジネス研究会「中国四川省視察」(11/2〜6)《国際課》

【参加者】
  会員9名、事務局1名
【概  要】
 中国ビジネス研究会では、中国四川省(成都市、眉山市、楽山市)を視察した。中国視察は、「煙台」・「済南」・「上海」に続き今回で3回目。
 今回は、四川省の日系企業の視察、広島・四川省中日友好会館の訪問、四川省招商引資局との懇談を行った。
 企業視察では、(株)備後ムラカミの四川眉山和新藺業発展有限公司、天野実業(株)の四川天成食品有限公司を訪問し、日系企業の現状や問題点などの説明を受けた。

※中国ビジネス研究会
  平成14年、中国進出に関する調査、研究、情報交換を目的に設立された。会員は現在19社。



※2 広大出前講座「コミュニケーションスキルセミナー」(11/7・14)《支援センター》

【受講者】19名
【概  要】
 「コミュニケーションスキルセミナー」をテーマに、広島大学大学院教育学研究科心理学講座 助教授 島津 明人氏と、日本医療秘書専門学校 講師 矢野 宗宏氏を講師に迎え、広島大学福山サテライトオフィスとの共催により、全3回シリーズの第1・2回を開催した。
 島津氏は、「職場の対人関係ストレスとコミュニケーション」をテーマに、主に産業健康管理を基にしたコミュニケーションスキルについて講義。職場における対人ストレスの現状、職場でのストレス対策、コミュニケーションのコツなど、実際にコンサルティングした事例など紹介した。  
 矢野氏は、取引先との人間関係の観点からコミュニケーションスキルの重要性について説明。受講者は、初対面で名刺を渡す際のコミュニケーションの取り方や、笑いとユーモアのコミュニケーションスキルへの活用、コミュニケーションスキル演習などの実践に取り組んだ。
 広大出前講座では、12月に「バランススコアカードセミナー」全3回シリーズの開催を予定している。



※3 公的助成金制度活用セミナー(11/8)《経営課》

【受講者】26名
【概  要】
 (有)後藤経営労務事務所 後藤 昌裕氏(中小企業診断士/社会保険労務士)を講師に迎え、中小企業の経営にとって有利で利用しやすい助成制度の活用に関するセミナーを開催した。
 経済活動の根幹を支える中小企業の活性化を促進するため、各種支援制度が拡充されているが、その中でも助成金や給付金についてはあまり周知されておらず、また、その種類や内容が複雑多岐にわたるため活用されないままのものが多くある。
 セミナーでは、平成18年4月より「改正高年齢者雇用安定法」が施行されたが、定年後の継続雇用は給料を下げることが難しいため、新しい条件を提示して雇用契約を結べばトラブルを未然に防げることや、継続雇用定着の助成金制度などを紹介。
またトラブルの多い例としてパートタイマーの雇用契約を挙げ、会社側の認識や管理体制の甘さに原因があることが多く、再度自社の契約内容を確認すべきであると話し、その他従業員数100名以下の場合に適用される「育児介護雇用安定助成金」の適用例について説明した。



※4 財務基礎講座vol.3(1)(11/8)《経営課》

【受講者】14名
【概  要】
 おかもと診断士事務所 岡本 泰之氏(中小企業診断士)を講師に迎え、「経営者のための財務ポイント講座」をテーマに、全4回シリーズの第1回を開催した。
 講座では、会社の財政状況の見方の基礎になる、貸借対照表の流動資産や流動負債の解説、バランスシートの着目点、実在する会社の自己資本率や固定資産における商品回転率の差を見るなど、受講生との質疑応答方式で講義を進めた。
 本講座は残り3回で、「設備投資と損益、キャッシュフローの関係」、「限界利益について」、「経営理念の意味と機能」など行う予定。



※5 AUTUMN FURNITURE FAIR 2006 IN FUKUYAMA(11/8〜9)《産業課》

【来場者】約700名(2日間)
【概  要】
 福山・鳥取・岡山・島根・徳島・香川を中心に家具メーカー53社が集まり、秋の新作展示会を開催した。2日間で約700名の来場者があった。本展示会は招待者のみが入場でき、全国からバイヤーが訪れ、商談を行った。



※6 異業種情報交流会先進地視察(11/9〜10)《産業課》

【出席者】
  近本会長他会員4名、事務局2名 計7名
【概  要】
 異業種情報交流会による三重県・愛知県の視察会を開催した。
 初日は、シャープ(株)亀山工場(三重県亀山市)とイタリア村(ヴェネチアンガラス美術館)(名古屋市)を訪問。
シャープ(株)亀山工場は、派遣・別会社の従業員を含め約4,000人が就労。第一・第二工場は24時間稼動している。太陽光発電システムで全体使用量の3分の1を自家発電し、年間で33,000トンの二酸化炭素を削減している。また、水については1日9,000トンの排水処理を行い、蒸発分のみを新しく補充しており、ピートモスによる生物脱臭も行っている。液晶については、厚さ0.7ミリメートル、最大畳3畳分の大きさのものを生産。関連企業も隣接または近隣へ建設され、輸送コスト削減などに取り組んでいるなど説明を受け、最終検査ラインを見学した。
 翌日は、八丁味噌の郷・角久(愛知県岡崎市)、岡崎城(同)、本多電子(株)超音波科学館(愛知県豊橋市)を訪問した。



※7 産業観光ツアー(11/10)《産業課》

【参加者】17名
【概  要】
 今回は「市場巡り」をテーマに、引野町の福山地方卸売市場と広島県東部花き地方卸売市場を訪問した。
 地方卸売市場では、魚市場と総合食品卸売協同組合棟と青果市場を見学し、その後場所を会議室に移動し、市場の概要の説明の後、新鮮な魚を中心とした朝食をいただき、参加者に好評だった。
 次に、赤坂町の東部花き地方卸売市場へ移動し、セリの見学、市場の概要の説明を受けた後、フラワーアレンジメントの体験を行った。参加者からは「楽しく勉強することができた」など意見があった。



※8 第1回基盤強化特別委員会(11/10)《会員課》

【出席者】大久保委員長他2名、事務局5名 計8名
【概  要】
 当所の財政・活動基盤強化を図る今年度1回目の基盤強化特別委員会を開催した。
 委員会では、平成18年度会員増強と会員サービスについて協議した。
 (1)平成18年度会員増強について
  平成18年度期首会員数     4,840件
  平成18年11月7日現在会員数 4,842件(期首比較 2件増)
  内訳 議員紹介61件(議員37名)、職員紹介83件、その他加入17件(来訪など)
 加入5件以上の占部副会頭には、12月8日に行われる議員忘年会の席上で会頭の感謝状を贈呈することとなった。
 (2)会員サービスについて
 平成18年11月15日より、新規会員サービスとして、自動車保険集団扱制度を開始。
 この制度は、当所会員事業所およびその従業員の所有車については、例えば年間一括支払の場合保険料の約5%の割引がある。富士火災海上保険(株)と(株)損害保険ジャパンの2社と集団扱い契約を取り交わしている。
委員会では、会員増強策として、中小企業に安心感が出るような加入メリットや会員同士の相互扶助などを考えてはどうかとの意見があった。そこで、他会議所の会員サービスや当所会員へのアンケート調査の実施などを検討する。また、自動車保険集団扱制度については、中小企業へは会員メリットとなるので、大いにPRすることとなった。



※9 浦項市からの訪問団歓迎式・昼食会(11/11)《総務課》

【出席者】
  菅田会頭、天野副会頭、皿谷専務理事、石井常務理事
【概  要】
 福山市と友好都市提携を結んでいる韓国浦項市からの訪問団の歓迎式を当所において開催した。
 訪問団は、浦項市長 朴承浩氏、浦項商工会議所会長 崔永祐氏をはじめとする政財界等の幹部16名。
 歓迎式では、菅田会頭が歓迎の挨拶を述べ、懇談の中で27年に及ぶ各種交流を基に、小さなことからでも良い、実質的な経済交流の道を開き、浦項市、福山市両市の経済発展につながる相互活動の調整がなされるよう提案された。
 その後、場所を福山ニューキャッスルホテルに移し昼食を交え歓談した。
 昼食会では天野副会頭が閉会の挨拶で、今後の両市間の経済交流について展望を述べ、締めくくった。



※10 経営革新塾(1)(11/11)《支援センター》

【受講者】27名
【概  要】
 講師に、福山地域中小企業支援センターで相談に応じている各分野の専門家を迎え、新分野進出・新事業展開・業種転換・新しいサービス等への意欲ある経営者、後継者および経営幹部社員を対象とした「経営革新塾〜成長するための創造的破壊〜」全6回シリーズの第1回を開催した。
 初回は、(株)アイムサプライ 代表取締役 伊豆田 功氏(中小企業診断士)が、「イノベーションへの挑戦」をテーマに、なぜ会社は変われないのか、今の時代に成果を挙げるコツについて解説した。
 中小企業の経営者にとっては、依然として厳しい経済環境に置かれており、事業承継、事業の生き残り等が大きな課題となっている。講座では今後、真に強い企業として生き残って行くために必要な経営戦略、組織マネージメント知識・ノウハウを体得し、実現可能なアクションプランを完成させていく



※11 シンポジウム「健康に暮らせるまちづくりとコミュニティビジネス」(11/11)《産業課》

【出席者】26名
【概  要】
 福山市立女子短期大学との連携講座「高齢化社会でのコミュニティビジネスパート2」の最終講座が「健康に暮らせるまちづくりとコミュニティビジネス」と題して開催された。
 パネリストは、福山市立女子短期大学 学長 安川 悦子氏、名古屋市立大学大学院 教授   竹島 伸生氏、元ケアハウス施設長 児玉 忠則氏の3名。コーディネーターは福山市立女子短期大学 教授 加納 三千子氏。
 安川学長は、高齢者神話の打破について、誤った高齢者像を払拭し、社会的にも経済的にも、健康の上でも自立して生きる高齢者を育てていく取組みが必要であると述べた。
 続いて、竹島先生は、基本的に日本は高齢者が住みにくい街、高齢者が運動をするのに不便な街づくりとなっていると指摘があった。公民館など地域の中で運動する拠点をつくり、運動しようとするモチベーション(動機づくり)を喚起させる街づくりを行う必要があると話した。
 最後に児玉氏は、正しい姿勢、歩き方など含め、毎日体操を行うことの重要性を強調、またその体操も複数で双方向のコミュニケーションをとりながら継続していくべきであると指摘した。



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